ebins

北海道出身のエビンズです。

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50代もなかばを超えて、子供達の教育費の捻出で貯蓄もなくなり、今後の老後を考えるとなんとなく不安を感じる日々・・・
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北海道医療大学がエスコンフィールド(北広島市)横に移転決定!

当別町に本部を置く北海道医療大学がボールパーク敷地内に移転

大学と北広島市・Fビレッジの3社が合同で記者会見を開きました。

当別町に本部を置く北海道医療大学がボールパーク敷地内に移転することを受け、大学と北広島市・Fビレッジの3社が合同で記者会見を開きました。

新駅が開業する2028年4月にFビレッジ敷地内に移転し、新キャンパス開設予定。
総事業費420億円との事です。

Yahoo!ニュース:https://news.yahoo.co.jp/articles/84a61237d0e138790790bb8e017be57636b5f8c5

会見には同市の上野正三市長と経済部の川村裕樹部長、同大の鈴木英二理事長、FSEの小村勝代表取締役社長と前沢賢取締役が参加。新キャンパスの概要説明などが行われ、総事業費は約420億円、現時点での面積は約6万5000平方メートルの見込みだと発表された。  鈴木理事長はキャンパス増設の理由として、18歳人口の減少に伴って学生募集が年々厳しくなり、安定的な学生確保が経営課題になっていること、受験動向に大きな影響を与える通学の利便性、アクセスの改善が急務であることを挙げ「(キャンパスの)具体的な図面などはまだ引かれておらず詳しく何階建てなどは答えられませんが、来年(24年)2、3月には(設計を)固め、工事開始はその1年後ぐらいになる予定です」と25年春ごろに建設開始予定であることを明かした。  新キャンパスの開発対象エリアは現在の駐車場エリアにあたるといい、ボールパークプロジェクトの中心を担うFSEの前沢氏は「現段階では今の台数を死守し、開発によって失われるエリアは立体駐車場をつくって台数を確保しながら調整していきたい」。FSEの小村氏は「Fビレッジ内に大学キャンパス、医療機関ができれば、より一層このエリアに幅広い世代の方々がいらっしゃることになり、さらににぎわいや活気が満ちあふれた場所になると思っています。医療とスポーツの親和性は高く、日常的に人々が通われる場所がFビレッジにできることでこれまで以上にいい街になっていくと考えています」などと話した。  北海道医療大は9月27日の理事会で、北海道ボールパークFビレッジへキャンパスを移転する方針を決定していた。

北広島としては

・当別キャンパスにある歯科クリニックとあいの里にある大学病院が北広島市の新キャンパスに統合されることになる。
移転に伴い、大学の学部を減らすことはなく、学生3,600人と教職員800人と役4,400人が、当別町から北広島市へ移設することになり、人口増となります。

新駅の利用利用者が増えることに結び付き、JRとしてもメリットがあると思われる。

28年移転時に「ボールパーク新駅」新キャンパス開校に間に合わない

JR北海道の綿貫社長は北広島市のボールパーク近くに建設する新駅の開業時期について、現状では北海道医療大学の新キャンパスの開校には間に合わないとの見通しを明らかにしました。

北海道・当別町にキャンパスのある北海道医療大学は北広島市のボールパーク内に2028年4月に移転します。移転予定地の前にはJRの新駅が北広島市の予算で作られる計画があり、北広島市は大学の移転に間に合うよう設置を目指しています。

綿貫社長)
「工期はなるべく短縮する努力はしますが、行政手続き含めて5年。決まらないと約束はできない」。

JR北海道は国への設計承認に1年かかり、さらに工事に4年かかることから現状では北海道医療大の新キャンパスの移転に新駅の開業は間に合わないとの見通しを示しました。

(HBCニュースより)

北海道医療大学としては

ボールパーク移転はメリットだらけ

北海道医療大学にとって、ボールパーク移転はメリットが多くあります。

まず、札幌駅からのアクセスはJR・千歳線で約20分程度(新駅開業後)。現状のほぼ半分で済みます。

しかも、千歳線は学園都市線ほど遅延・運休が発生しません。

そのため、札幌市や郊外の高校生からすれば、「ボールパークなら」と志願することが期待できます。

さらに、旭川市、釧路市、函館市など同じ道内でも下宿が必要となる高校生、あるいは、道外の高校生も、ボールパークの利便性に注目することでしょう。

当別町のままであれば志望校候補から外れるところ、「ボールパークなら」「日ハムファンだから近くで学びたい」と考えて志願する高校生は遠方であっても一定数いるに違いありません。

千歳市・苫小牧市などの高校生からすれば、当別キャンパスよりもボールパークの方がはるかに近く、志願者数増加が期待できます。

逆に移転で通学時間が長くなる(その分、志願者減少につながる可能性あり)のは当別町周辺の高校生くらい。

当別町の15~19歳人口(2020年)は787人。

千歳市は同・4901人、苫小牧市は同・7526人。

2市だけで1.2万人、当別町との差は15倍もあります。

しかも、ボールパークの商業施設・飲食店でもアルバイト需要があり、学生からすれば、大学が終わった後にすぐアルバイトをすることが可能です。

当然ながら、ボールパーク以外でも北広島市のアルバイト需要に応えることができます。

雇用する側にとっても、大量の学生を擁する大学が近隣にあるので人員確保につながるメリットがあります。

移転にかかる費用は約420億円。うち350億円の資金調達が必要になります。

この借入金増加はデメリットです。

しかし、当別キャンパスのままでは志願者数が今後も減少を続ける見込みでした。今後、札幌市内に医療系大学・学部が新設されれば、そちらへの流出が見込まれます。

その点、ボールパーク移転であれば、競合校ができても、当別キャンパスほど流出せずに済むことが予想されます。

まとめますと、北海道医療大学からすれば、数百億円を投じてでもボールパークに移転することはメリットが多くあるのです。

◆スポーツ学部開設で総合大化も夢ではない

さらに、ボールパーク移転で視野に入ってくるのが学部新設です。

具体的には、スポーツ系学部などが候補。

スポーツ系学部は北海道内にも、北翔大学生涯スポーツ学部(江別市)、札幌国際大学スポーツ科学部(札幌市清田区)、札幌大学地域共創学群スポーツ文化専攻(札幌市豊平区)などがあります。

当別キャンパスで開設しても、既設の大学に比べ立地が悪く苦戦は必至でした。

しかし、ボールパーク移転後の開設であれば話は別です。

日本ハムファイターズとの交渉次第ですが、たとえば、スポーツ系学部に野球部を創設して、部員はエスコンフィールドでの練習や試合が可能になる、というのはどうでしょうか。

あるいは、スポーツ学と経営学を融合したスポーツ経営学科を開設。日本ハムファイターズの球団職員による実務家講義に球団での長期インターンシップなどを組み合わせれば、野球ファンでスポーツビジネスに関心を持つ受験生は確実に集まります。

このスポーツ経営学科がうまく行けば、スポーツ系学部から独立して経営学部になるでしょうし、そうなると、北海道医療大学は文系学部も擁する総合大学に発展することになります。

このスポーツ系学部の新設、繰り返しますが、当別キャンパスのままだと、全く持って期待できません。ボールパーク移転だからこそ、見えてくる道筋なのです。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/3d10ac87e06c42561254750cfa30ac3760a7d5b5

当別町としては

移転される当別町はダメージは大きい

現在、当別町に住む北海道医療大学の学生は地元出身者を別にすれば、ほぼ全員がいなくなります

学生の利用を当てにしていたアパートや飲食店なども学生がいなくなる以上、利用が大幅に減る見込みです。廃業を選択するしかないオーナーも出てくるでしょう。

学生の利用が少なかった飲食店などでも、アルバイトの当てがなくなることになります。

さらに、これまで学生や教職員が通学・通勤で利用していた学園都市線もピンチを迎えます。

学園都市線は正式な名称は札沼線であり、札幌(正確には桑園駅)と石狩沼田駅を結んでいた路線です。

その後、利用者減から1972年に新十津川・石狩沼田間、2020年に北海道医療大学・新十津川間がそれぞれ廃止となりました。

札幌・北海道医療大学間は、1991年に学園都市線が通称として利用されるようになり、現在に至っています。

この通称は沿線に北海道教育大学(札幌校/あいの里キャンパス)など学校が多いから付けられました。もちろん、北海道医療大学の存在もあったからこそです。

しかし、ボールパーク移転となると、北海道医療大学駅の利用者は激減します。

列車本数も減少に合わせて見直されるでしょう。それどころか、学園都市線3度目となる一部区間の廃止も現実味を帯びてしまいます。

当別町の今後打てる手は

今後、打てる手は率直に言って多くはありません。

北海道医療大学側は「グラウンドや薬草園を残す一方、使わなくなる施設や土地を活用して企業誘致を進める考えを示した」(2023年9月29日・北海道新聞朝刊)としています。

教育機能や病院の全面移転は変わらないわけで、当別町が条件闘争に出ても、基本線は変わらないでしょう。

大学跡地に他の大学誘致、と言ってもそう簡単ではないはず。

実際に、群馬県板倉町など、キャンパスを移転された自治体は再誘致をするものの、いずれもうまく行っていません。

仮に当別町が再誘致に成功したとしても、学園都市線の遅延・運休という問題は変わりません。

民間企業の誘致も大学の再誘致と同じくハードルの高さが予想されます。

そうなると、当別町が打てる手は当面は群馬県板倉町のように、課税を強化するか、埼玉県久喜市のように、土地等の譲渡を持ちかけるか、くらいでしょうか。

私は、課税も土地譲渡もうまい策とは思えません。

課税強化は、意趣返しのような印象を与えるだけです。

土地譲渡も、埼玉県と北海道では事情が異なります。

一時的に当別町が経済的な損失を受けてしまうことは否定できません。また、その穴埋めを大学側に求められるものでもないでしょう。

北海道医療大学の学生さんを一番に考えてあげる事が大切!

北広島町や当別町としての大きなニュースです。
しかしながら、北海道大学の学生さんにとっては、アクセスや環境などメリットが向上すると、思われます。
これが、事実だと思います。

実際、客観的にみていても、特に冬季期間の公共機関(JR)アクセスの非常に悪く、雪の影響で頻繁に止まってしまうのは、学生にとって大きなデメリットがあったと思われます。

札幌からのアクセスや環境も学生にとって良くなると感じますよね。
また、大学にとっても存続にとってもプラスに働く筈(大学存続にとっては学生にもプラスになる)

当別町にとっては大変な事だとは思いますが、移転が決定しているのであれば、ここからどうすべきか?できることをやるしかないと思われます。

何はともあれ、医療大学の学生さんを活躍を祈念して行きましょう。

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