ebins

北海道出身のエビンズです。

現在も会社員をしております。
50代もなかばを超えて、子供達の教育費の捻出で貯蓄もなくなり、今後の老後を考えるとなんとなく不安を感じる日々・・・
今まで深く考えず、流された生活で、現在に至っているポンコツオヤジです

今までの人生を反省して、今後の生活を有意義なものにしていきたい

同年代は将来に不安を感じる方達に前向きで明るい人生を感じていただけるブログ運営を行なって行きたいと考えております

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同僚がメンタル不調で会社を休んでます 対策を考えましょう

私の職場でも心を病んで休んだり、休暇を取ったり、最悪退社したりと、身近でその状況を感じてきました。
やはり、営業関係者に携わる方は、特にメンタル部分に支障をきたす方が多いと感じます。

このような事がないようにして欲しいものですが、どうしても組織に属する方は、人間関係に煩わしさや悩みを抱き、メンタルが病んでしまう方も多いと感じます。

どうですか、身近にメンタルが不調に陥っている同僚などいませんか?

どのような原因でそのようにメンタルに支障をきたすのどのようにすれば、そのようにならないかを考えて行きたいと思います。

メンタル不調の症状とは

厚生労働省の「職場における心の健康づくり〜労働省の心の健康の保持増進のための指針〜」では、

”精神および行動の障害に分類される精神障害や自殺のみならず、ストレスや強い悩み、不安など、労働者の心身の健康、社会生活および生活の質に影響を与える可能性のある精神的および行動上の問題を幅広く含むもの”と定義されています。

メンタル不調の主な症状は

・憂鬱の気持ちが続く
・焦燥感や不安感に駆られる
・夜眠れなくなった、寝てもすぐ目が覚めてしまう
・表情が乏しくなる
・遅刻や欠勤が増えた
・家事や仕事など、今まで当たり前にできていたことができなくなった
・仕事のミスが増える
・身だしなみに無頓着になる

メンタル不調に陥りやすい状況とは

個人が陥りやすい状況

・残業が多い
・多くの仕事を抱え込んでいる
・周囲に相談できる仲間が少ないもしくはいない
・仕事に熱心に取り組んでいるが、結果がでず認めてもらえない
・融通が利きにくい
・仕事で大きなミスをしてしまった
・仕事の内容や職場での役割が大きく変わった
・私生活にストレスを感じている
・私生活が大きく変わった

メンタル不調を起こしやすい職場環境とは

職場の人間関係が良くない職場

職場の上司や同僚、部下との人間関係は大きなストレスとなります。
有名なアドラーの言葉で「すべての悩みは対人関係の悩みである」というのがあります。
従業員のメンタル不調不当に関するアンケートでも、メンタル不調の第1位は
「職場の人間関係」でその中で特に多かったのが「上司との人間関係」だそうです

ハラスメントが発生している環境

・パワーハラスメント:上下関係の職場内の優位性を業務上の範囲を超えて精神的・身体的な苦痛を与えること。もしくは、職場環境が害されること。
・セクシャルハラスメント:本人の意に反した性的な言動より、労働条件に対する不利益を受けたり労働環境が害されること
・マタニティハラスメント:妊娠・出産した女性労働者や育児休暇を取得した男女の労働環境が害されること

ハラスメントが常態化している職場や対策がとられていない職場では、メンタル不調陥りやすい環境といえます

業務内容が適正や希望を考慮していない環境

令和3年労働安全衛生調査の概要によると、ストレス内容の上位は、
・仕事の量→43.2%
・仕事の失敗・責任に発生→33.7%
・仕事の質→33.6%

仕事量(長時間労働)や業務内容がストレス大きな影響を及ぼしていることが明確にわかります

※その他メンタル不調は職場だけではなく、自分自身の家族の健康問題、人間関係のトラブル、金銭トラブルなど、仕事以外でメンタル不調に至ることも多く発生します

医療機関に相談が必要な2つの症状とは

・疲れているの眠れない
・好きなことが楽しめない

この2つの症状が、ほとんど1日中、毎日、1週間以上続く場合は、医療機関への相談が急がれるようです。

うつ病

気持ちの持ちようだけでは改善できないメンタル不調の代表としてうつ病が挙げられます。

精神的ストレスや身体的ストレスなどの影響により、感情や意欲を司る脳機能がうまく働かなくなっている状態で、精神的・身体的活動のもとになるエネルギー自体が低下してしまう状態だそうです。

それ以外にもパニック障害・適応障害・睡眠障害など

症状は心身共に現れるようで、
・精神的症状:1日中気分が落ち込み、何をしても楽しめない、悪い方にばかり考えてしまう など
・身体症状:眠れない、疲れやすい、食欲がない など

精神科医がお勧めするストレス解消法 (衣ヶ原病院 加藤豊文先生)

(1)睡眠をしっかりとること


睡眠は、心と体をリセットする大切な時間です。睡眠不足が続くと、思考力の低下やイライラ感、身体不調、免疫力の低下など様々な影響がでてきます。
忙しい毎日では、睡眠時間を削り生活される方も多くみられますが、ストレスを感じている、疲労感があると感じたら、いつもより早めの就寝を心がけてみてください。

(2)適度な運動(散歩やストレッチ)


コロナ禍では、思うような運動もしにくいかもしれませんが、ストレス対策においては、激しい運動は必要なく散歩や軽いストレッチで十分効果があると思います。
ストレスによる肩こりや頭痛、腰痛対策にも重要です。

(3)誰かと話をする


自分の感情や思いを誰かに伝えることで、ストレスを解消させます。
人に話すことで、自分の考えが整理できたり、また聞いてもらうだけでもイライラ感や不安感などを落ち着かせる効果があります。

(4)自分の思いをノートに書いてみる


コロナ禍では、なかなか人との交流の機会も減っており、人と話せないこともあると思います。
その場合は、自分の思いや悩みを、ノートなどに書き記すこともストレスを減らすのに効果があります。きれいに書く必要はなく、思ったまま書いてみればいいのです。

(5)五感を使ってみる


五感とは、見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れることです。
例えば、良い景色をみたり、好きな音楽な音楽を聴いてみたり、
アロマなど嗅いでみたり、好きなスイーツを食べてみたり、マッサージをうけるなどで、気分転換になりストレスの軽減につながります。

(6)映画鑑賞や読書で泣いたり笑ったりする


映画や読書で、感動したり共感したりすることで感情も刺激され、感情のリセットができるためストレス軽減に効果的です。

(7)創作・作業を取り入れる


創作や作業などは、単調な作業から“無”になれるため、いろいろな雑念も消えるため有効です。
料理やお菓子作り、プラモデル、園芸など興味のあるものをやってみてください。

(8)マインドフルネス(瞑想をする)


瞑想(めいそう)をすることは、リラックス効果だけではなく集中力をつけるのにも効果的なストレス解消法です。
自分の呼吸に集中し、体の余分な力が抜けていくのを体感してもらうのが有効です。数分でも、呼吸を感じながらやってみてください。

https://www.koromogahara.or.jp/archives/305
↑加藤先生のストレス解消法になります。日頃ストレスを感じている方はぜひ参考にしていただきたいと思います

最後に

メンタル不調は誰にでも起こり得ることです
いくつかの原因が重なって同僚は、メンタル不調を起こしていると思います。

国の施策に基づき、会社側はメンタルセルフチェックを定期的に実施しておりますので、結果次第で、産業医との面談なども推奨してくれています。
同僚も会社の人事からメンタルクリニックを受診するように勧められて、そのうようにするようです
(同僚の話によると混んでいて、予約がなかなか取れないとの事です。ネット等で予約を入れてみるにのが良いと思います。)

なかなか、会社での人間関係や労働環境は、自分自身で変えることはできませんが、メンタル不調を起こすことは、自分自身が一番損をすることだと思います。
メンタル不調を起こす前に、助けを求められる部署や人に相談するなど、環境を変えることをやりましょう。それでも駄目なら、無理をせずに会社を休むのも仕方がないと割りきることも必要です。
どうしても辛いならそこから逃げるのも仕方ないことです
以前、息子もコロナ禍で労働環境が悪く、残業が続き、心が疲弊したこともありました、同様のことをアドバイスしました。

その原因は決して、本人が悪いわけではありません。何ら悪気を感じる必要もないです。
メンタル不調を引き起こし、心の病になる方が、自分自身にとっても、家族にとっても不幸な出来事になります。

会社は自分一人休んでも回るはずです。しかも、自分は会社のために必死に働いて貢献してたとしても体調を崩した社員を一生面倒を見てくれるはずもありません。
(仲の良い同僚が、上司のパワハラが原因で休職しましたが、給料は下がるもの2年間は給与支払ってくれてたようです・・・残念ながら、復帰直近でアル中で入院となり、退職となってしいました)

会社が人生で一番大切ではないと思います。
自分の家族や自分自身が一番大切なはずです。(家族のためにも元気でいるのが何よりです)
自分を大切にしてこその仕事です。
自分自身でメンタルコントロールを実施し、それも無理ならば気軽に医療機関を受診し、重症化する前に改善に至りましょう。

また、周りにいる方ができるのは、変化に気づいてあげることです。
変化があったら、本人などに声をかけてあげるようにしましょう。

ストレス解消法で誰かと話をするというのがありました。話せる友人や家族や同僚などがいない方は厚生労働省で電話やSNSで相談できますので、活用してみるのいいかもです
サイト(まもろうこころ):https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/


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