ebins

北海道出身のエビンズです。

現在も会社員をしております。
50代もなかばを超えて、子供達の教育費の捻出で貯蓄もなくなり、今後の老後を考えるとなんとなく不安を感じる日々・・・
今まで深く考えず、流された生活で、現在に至っているポンコツオヤジです

今までの人生を反省して、今後の生活を有意義なものにしていきたい

同年代は将来に不安を感じる方達に前向きで明るい人生を感じていただけるブログ運営を行なって行きたいと考えております

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熊の駆除にかわいそうと抗議の電話を自治体に入れる方々に言いたい事あります

人間より「熊がかわいそう」なのか?

熊による人的被害のニュースが相次いでいます。その中で、熊被害が多い自治体に対して、抗議の電話が殺到しているという報道をみました。30件以上も抗議電話をかけている女性のインタビュー報道がテレビで放映されてました。

都心部に住んでいるから熊被害に怯える人の気持ちは理解できないのでしょう。また、自治体の方にも大きな迷惑をかけていると思います。

2023年は熊被害が急激に増えています。これは事実です

毎年500頭が増え続けています

次に挙げられるのが、この20年あまりでヒグマの個体数が激増したことである。

戦前戦後を通して、ヒグマの生息数は、だいたい3000頭前後で推移しているといわれてきた。その理由は「毎年、仔熊が750頭程度生まれ、500頭が獲殺、250頭が自然死」するからであるという(犬飼哲夫北大教授の試算による)。

しかし平成10年頃から、比較的安全な春熊猟(冬ごもり中の熊穴でヒグマを捕獲する猟)も含めた銃猟が禁止され、箱罠(開閉式の檻を設置しエサで誘導、捕獲する装置)による獲殺が推奨されるようになった。動物保護の観点から導入されたものだが、この箱罠猟には限度があると、道東某猟友会のベテラン猟師は語る。

「最初はよくかかったが、熊は賢いから、そのうち学習して、なかなかかからなくなる。熊の通り道に箱罠を置いて1年ほど自然に馴染ませ、それからエサで誘引して、ようやくかかるかどうか」

要するに箱罠猟は極めて効率が悪いのである。上記、4事件の加害熊が依然として捕獲されないのも、ここに理由がある。

この結果、獲殺されるはずの500頭が生きながらえるようになり、現在、道内のヒグマ個体数は1万2000頭とも言われるようになった。毎年、500頭ずつ増えていくとして、20年間で1万頭となり、計算上もつじつまが合う。ヒグマの個体数は、この20年間で、実に4倍に増えたのである。

このうち、実際に人間を襲う可能性のある、いわゆる「人喰い熊」はどれだけいるのか。

北海道野生動物研究所所長、門崎允昭教授によれば、「1970年~2018年末までの49年間に、北海道で猟師以外の1般人が羆に襲われた事件の年間の平均発生件数は、1.2件である」(『羆の実像』)という。これをもとに、ヒグマの生息数を2000~3000頭として概算すると、だいたい1600~2500頭に1頭が「人喰い熊」ということになる。確率で言えば、0.04~0.06%と極めて低いが、現在の生息数1万2000頭に換算すると5~7頭となる。

最大で7頭もの「ガチでやばいヒグマ」が、道内各地をうろついているのである。

この状況を理解せずに、駆除がかわいそうとクレームの電話をする方がいるようですが、札幌の都市でもヒグマにより目撃数は増え続け、事故や死亡者の増加にむすついている事をどう考えるのでしょうか?
朝の番組で、そんなクレームを入れる人は、一度熊に襲われる経験をすればいいなんて、コメントしたMCがいたそうですが、身近で熊の脅威を感じるものとしては、本当に共有できます。
自分の家族の生命に危険を感じる立場に立たないと理解できないのでしょうか。

今年ヒグマによる死亡事故が発生!

2023年悲惨な死亡事故が発生しています

①幌加内町の朱鞠内湖で5月14日、釣りに来ていた男性(54)が死亡した。翌15日には周辺でハンター  が体長約1.6mの雄グマを駆除。男性の死因はクマに襲われたことによる全身多発外傷と判明した。
②北海道福島町の山中で、3日前にヒグマに襲われたとみられる遺体が見つかり、遺体は函館市の男子大学生であることが分かりました。
11月2日、福島町の大千軒岳でヒグマの死骸と性別不明の遺体が見つかり、司法解剖の結果、遺体は函館市に住む大学生の屋名池奏人さん(22)と分かりました。屋名池さんの死因は全身に激しい損傷を受けたことによる出血性ショックで、死骸で見つかったヒグマに襲われたとみられています。

ヒグマ急増のワケ 「春グマ駆除」廃止や“人間側の変化”だと言われています

2023年は熊被害が急激に増えています

ヒグマが増え続けている北の大地で一体、何が起きているのでしょうか。現地でヒグマの調査をしている酪農学園大学環境共生学類・佐藤喜和教授に話を聞きました。

 北海道内にどれくらいヒグマが生息していると見られているのか、1990年代から右肩上がりで増え続けていて、最新の調査2020年では1万頭を超えるとみられています。

 なぜ、これだけ増えているのか。佐藤教授によりますと、1990年の「春グマ駆除」廃止が関係しているということなんです。

 この「春グマ駆除」とは、冬眠中や冬眠があけたクマを狙って駆除をして個体数を減らしていくものですが、一時、減りすぎて絶滅の危機があったため、1990年に廃止になり、そこから増加の一途をたどっています。

 それまで定期的に減らしてきたんですが、1990年が一番クマが少ない時期だったのですが、そこから増えていて、人里にクマが下りてくるようになりました。

 佐藤教授によりますと、人間側の変化の影響で下りてきているということなんです。私たちの生活は昔からどんどん変わってきていて、1つ農業の観点から佐藤教授に教えて頂きました。

 以前は畑に人間がたくさんいて、北海道内では農業に携わる仕事をしている方が多く、四六時中働いていたのでクマも人間に警戒して畑に近付かなかった。ただ、近年は農業人口も激減していて、効率化も進んでいて、機械で作業する所も多くなってきました。ですから人間もそこまで、一日中いないということでクマも警戒しない。人もいないしおいしいものいっぱいあるよという事で、すごく住みやすい場所ということで、この辺りに住み始めたといったことかあるようです

春グマ駆除に向けて北海道も現状の自体を深く憂いて、北海道の鈴木知事も熊駆除に対して積極的に実施する必要に対して生命を発表しています

鈴木知事の声明記事☞https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20231027/7000062032.html

アルピニスト野口さんのコメントに賛同できます

野口健さん、クマ駆除への抗議電話殺到に「人命を優先するのならば…」共生できる環境づくりも呼びかけ

「里に降りてきてしまった熊の駆除も人命を優先するのならば、やむを得ないでしょう」と駆除に理解を示し、「確かに熊に罪はない。しかし、行政は熊の命よりも住民の命を優先するのは当たり前。しかし、長期的なビジョンとして熊が森の中で生きていける環境を整えるのも重要。つまり、森づくり。泣きながら行政に抗議の電話をされる方は是非、森づくりの活動に尽力された方が建設的です。僕も森づくり、始めております」と人とクマが共生できる環境づくりを呼び掛けた。

最後に思うこと

熊の駆除についての考え方は、自分の置かれている環境によって影響されるかと思います。

しかしながら、人命が優先されるべきだと思います。
動物との共生は大切だとは思います。
そのためには、人間と動物との距離感は重要で、現状のヒグマのように個体数の増加により、餌不足等の原因で人の生活圏に現れたり、危害を加えるのはお互いが共生できない状況に陥ります。
駆除や熊の個体数の調整は必要な事だと感じるとコメントを出している方もいらっしゃいますが、私は賛同できます。

鹿においても同様だと思います。
エゾシカの数は増えたのでしょうか? その主な理由として、1) 高い繁殖力、2) 生息環境の改変による餌資源の増加、3) 冬の温暖化・豪雪年の減少による死亡率の低下、4) 捕獲圧の低下(狩猟者の減少)、などが考えられています。
しかも、エゾシカは草食性で、1日5kg程度の餌を食べます。 
野草や木葉、木の芽やドングリなどを食べます。 冬にはササや木の若い枝、樹皮を食べています。

写真は苫小牧で会った鹿の家族です

思うにエゾシカが異常に増えるとドングリなど熊の餌もなくなる事がされます。
(ヒグマは雑食性で、ヒグマが利用する動植物は150種類以上もあります。
人身事故のイメージや、鮭を食べるイメージから肉食性と思われる方も多いようです。
実際は植物性の食べ物を7割以上食べている個体が多いようです。)
鹿も個体数の調整が必要だと考えられます。
→しかし道東とかでは鹿を食糧として冬眠しない熊のいるようです

人とヒグマなどの共生する為に

ヒグマを保護しながら、人々の安全を確保していくためには、それぞれの活動エリアを明確に区分することが必要です。

また、人間の食べ物の味を覚えたヒグマは、繰り返し人間の生活圏に現れるようになります。餌付けやゴミの投棄を、絶対にしてはいけません。

ヒグマに出会わないようにすること、そして引き寄せないようにすること――それが、人とヒグマとが共存していくためには大切なのです。

コメント

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