上沢さんの契約内容
レイズ上沢直之マイナー契約詳細が判明 契約金363万円、譲渡金は90万円 昇格なら上乗せも
日本ハムからポスティングシステムを利用してレイズとマイナー契約を結んだ上沢直之投手(29)の契約詳細が判明した。16日付のAP通信の記事によると、契約金は2万5000ドル(約363万円)で、基本年俸はメジャー昇格で250万ドル(約3億6300万円)、マイナーなら22万5000ドル(約3260万円)。さらに登板イニング数に応じて出来高が付き、80イニングから160イニングまで10イニングごとに10万ドル(約1450万円)、最大で90万ドル(約1億3100万円)が加算されるという。
日本ハムへの譲渡金は、契約金から算出した6250ドル(約90万6000円)に加え、その後に上沢が獲得する合計金額の15%が上乗せされる。仮に上沢が開幕からシーズン終了までメジャーに登録され、出来高を全て達成すれば年俸は342万5000ドル(約4億9700万円)となり、日本ハムには51万6250ドル(約7490万円)が支払われる。
正直言って、メジャーのチームでの契約交渉があった様ですが、あえて条件の厳しいマイナー契約を選択したのは、びっくりしました・・・
日ハムでの2023年の年棒は「1億7000万円」だったことを考えると、メジャーに昇格し夢を達成できること応援したいと切に思います。
メジャーリーグとマイナーリーグとは
組織の違い
メジャーリーグは大谷翔平やダルビッシュ有が活躍している世界No1のプロ野球リーグです。
マイナーリーグは、日本のようにアマチュア野球・社会野球(ノンプロ)と言われるチームがないので、多くの選手は7階層に分類されているマイナーリーグでプレーをしています。
分かりやすく言えば、メジャーリーグが一軍、マイナーリーグが二軍・三軍にあたります。
メジャーが30チームに対して、マイナーは261チームと約9倍のチーム数です。
マイナーリーグのチーム数がとても多いのがわかりますね。
メジャーリーグとは
アメリカの29チームとカナダの1チーム、合計30チームで構成される世界最高峰のプロ野球リーグ。別名「Bigリーグ」とも呼ばれ、北米の4大スポーツの一つです。
また、メジャーリーグはナショナルリーグとアメリカンリーグの2リーグ制で構成され、年間162試合を通して両リーグの1位になったチームが戦うワールドシリーズ優勝を目指す。
マイナーリーグとは
マイナーリーグは大きく分けて7階層、16リーグ、合計261チームで構成されています。
下から順に、
- ルーキーリーグ
- アドバンスリーグ
- ショートシーズンA
- シングルA
- アドバンスドA(1A)
- ダブルA(2A)
- トリプルA(3A)
となり、選手はこの長い道のりを経てメジャーリーグという大舞台へと向かっていきます。
平均年収
メジャーリーグ☞ 約4億7000万円
マイナーリーグ
・トリプルA(3A):336万円
・ダブルA(2A):288万円
・シングルA(1A):240万円
・ルーキー&ショートシーズンA:192万円
このようにメジャーとマイナーでは平均年収で雲泥の差が発生する様です
(日ハム新庄監督がマイナー契約ならアメリカにいかないほうが良いとアドバイスしたのも頷けますね)
マイナーリーグの最上位であるトリプルA(3A)でも月収30万にも達しません。
プロは実力の世界と言われていますが、こうして数字で比べると本当に雲泥の差があります。
野球環境(待遇)
移動においても、メジャーとマイナーでは雲泥の差があります。
メジャーリーグ
基本的な移動は飛行機で、チーム専用のフライト機を持っています。
アメリカは国内でも距離と時差があり、飛行機移動でも年間162試合を戦う選手にとっては非常に過酷なスケジュールとなっています。
なので、快適な飛行機でしっかり体を休めて、かつ短時間で次の球場に向かうことが一般的になっていますね。
飛行機でもめちゃくちゃ過酷な移動を、それ以外の方法なんてあるの?って感じですよね。。。
マイナーリーグの移動方法を見ていきましょう。
マイナーリーグ
マイナーリーグはメジャーとは違い基本的にバス移動が当たり前です。
アメリカの国土は日本の26倍です。バス移動で1000キロとか当たり前の世界です。
1000キロって北海道から東京までバスで移動するくらいです。
それが毎日のように試合が終わってから次の球場まで移動するようなスケジュールです。
広いアメリカ大陸の移動でバス移動はかなりキツいと推測されます
メジャーとマイナーの差がこれだけあるからこそ、目指しがいがあり、世界中の憧れであり続けるのではないでしょうか。
野球人である以上、最終的な目標はやはりメジャーリーグしかありませんよね!
レイズとマイナー契約!エスコンフィールで会見(日ハムホームページ)
北海道日本ハムファイターズは本日1月19日(金)、ポスティング・システム(入札制度)により上沢直之投手(29)とタンパベイ・レイズとの選手契約が成立したことを、アメリカ大リーグ・コミッショナーから通知されましたので、お知らせいたします。
エスコンフィールドで会見を行い、現在の心境やファイターズへの思い、メジャー挑戦に向けた決意を語りました。
このような会見を開いてくれるのは、本当に日ハムは温かい球団だと感じますね!
上沢投手の成績
最後に
できれば、今年のメジャーでのキャンプには同行できるとのことですので、そこでメジャー昇格を決めて欲しいですね。
RAYSの先発ローテーションを勝ち取り、メジャーでも10勝以上の活躍を期待いたします。
頑張れ!上沢直之!!
栗山さんが会見で言ってたように、北海道が育てた上沢投手を皆んなで応援して行きましょう
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